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性感染症に感染するとおりものにどのような特徴が現れるのですか?

2020年03月07日

ほとんどの性感染症は、キスや性行為などが原因で感染します。病原体はウイルスや原虫、細菌など複数種類はあり、引き起こす病気や症状も多岐にわたっています。肝炎やサルモネラ感染症は性行為で発症する病気に挙げられますが、これらは性行為以外にも感染経路を持つため、性感染症とみなされない場合もあります。

厚生労働省のホームページによると、性器クラミジア感染症・尖圭コンジローマ・梅毒・淋病・性器ヘルペスウイルス感染症・HTLV-1感染症が、性感染症に分類されています。中でも淋病とクラミジア感染症の発症率は多く、2大性感染症と呼ばれることもあります。

性感染症の感染経路は、感染しているパートナーとの性行為です。膣だけでなく口や肛門に性器を挿入した場合も、そこに症状が現れます。キスでうつることもあります。母子感染も感染経路の一つです。梅毒やクラミジア、淋病それからHTLV-1感染症は、妊娠または妊娠によって子供に感染します。

おりものの異常は、性感染症特有の症状です。女性がクラミジアを発症すると、ほとんどの場合は無症状だったり、症状があったとしてもおりものが少し増える程度です。ですが症状の程度によっては、濃い色をした物が出ることもあります。クラミジアかどうかは、このおりものを採取して検査します。

淋病や尖圭コンジローマも、おりものが少し増えるくらいで特に大きな症状は見られません。ただし、淋病の症状が進むと、臭いを伴った、濃い色のおりものが出るようになります。尖圭コンジローマの場合はイボができるという特徴があり、淋病は下腹部の痛みを伴うことがあります。

梅毒に感染した場合、量が増える、色が濃いなどおりものの状態に変化が見られます。ヘルペスは、性器周辺に症状が出ます。

性器に発生する、おりものに特徴のある病気にはカンジダ膣炎やトリコモナス膣炎があります。カンジダ膣炎を発症すると、おりものはカッテージチーズのような真っ白なものになり、トリコモナス膣炎では黄色く泡立ちます。もし赤かったり、黒褐色の色をしている場合は血液によるもので、不正出血が考えられます。特に細菌が原因で膣内に炎症が起きた場合は、強い臭いを伴うものが出る場合があります。

程度こそあれおりものは、性病をチェックするバロメーターとして位置づけられます。臭いや色、量などに注意するようにしましょう。異常が見られたら医師の診察を受け、定期的にチェックすることで病気の早期発見になります。